投稿

2月, 2015の投稿を表示しています

師弟

今、小説「人間革命」を読んでいます。 きっかけは、小説「日蓮大聖人」を読み始めたことでしたが、なんと現在絶版になったみたいで、とりあえず16巻がありません。 1年半位かけて15巻まで読んだのですが、なんとなく飛ばして読む気持ちになれなくて、小説「人間革命」を読み始めました。 読み進める間に描かれている、詳細な時代背景を読んでいくのが大変で、中々進みません。 それでも、戸田先生の竹を割ったような明快な指導を読む事が楽しく思っています。 今はまだ4巻…本当にペースが遅い(汗) 戸田先生が作った信用組合の営業停止から、組織に影響が降りかからないように、理事長を辞任します。 その頃の山本青年の苦悩がこの辺では沢山描かれています。 戸田先生が理事長を辞任すると皆に伝えた時、山本伸一は 「理事長が変わると、私の師匠は変わるのでしょうか」 と、思いつめた表情で目にいっぱい涙を溜めて聞きました。 すると戸田先生から、 「君の師匠はぼくだよ」 という言葉がはね返ってきました。 その言葉に、山本伸一はとても喜んで、嬉しくなりました。 「僕の生涯の師匠は、先生なんだ。先生なんだ。これでいいんだ。これでよし。」 (小説「人間革命」第4巻P245) 山本青年が信心を始めて丁度3年が経った時の出来事。 どんな辛い時にも逃げず、第一線で戸田先生と戦い、戸田先生の元で学んできた。 その強く成長した絆について、純粋な気持ちで表現されたように感じました。 3年で、これだけ強い絆が生まれる。 真剣に戦っていれば。 ひとは変われるんですね。 そのうち日蓮大聖人もまた読むと思います。 人間革命、日蓮大聖人の小説は、内なる戦いのことも、人とのコミュニケーションの在り方も沢山勉強になります。 また少しずつシェアできたらいいなと思います。