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大百蓮華を読む

大百蓮華3月号を読み終わりました。 沢山大事なことが書いてあるのに、すぐ忘れてしまうという、いやな感じがいつも残っています。 だけど、最近思うことがありました。 具体的な内容は忘れてしまうけれども、なんだか体の中で知識が食べ物のように消化されて、自分の力に少しずつなっているように感じるんです。 なんでしょう、物事への考え方、捉え方の角度が少しずつ増えてきている感じです。 今まで当たり前と考えていたこと、気付かなかったことに気づけて、熟慮を重ねるようになってきているのは、大百を読むのを挑戦していることが血肉になっているのだと思います。 今のところは漠然となのですが、そう感じています。 なぜ、読み切る挑戦をしているのか。 毎月読み終えている人にとっては何の苦労でもないかもしれないですが、内容は簡単ではないし、他の読書やら仕事との兼ね合いで中々読みきれない月の方が多い。 そんな時、今年の3月の座談会で北海道主事の方が来られてお話をしてくれました。 「この本はね、凄いんだよ。たった205円、210ページで、世界を知ることができるんだよ。僕は毎月読んでます。是非、毎月読みきってみてください。」 それを聞いて、 「へ~、世界を知ることができるのかぁ。世界を知りたいから読んでみよう」 と、思ってやってみることにしました。 もともと凄い本だとは思っています。 私自身も思っていました。「205円で、こんなに内容が詰まった価値のある本ってあるんだろうか。。」って。 とても前向きになれる勇気が出る言葉、知恵が沢山詰まっています。 苦労を乗り越えてきた人の体験談や、ここ数年は有名企業の経営者様のインタビューというか、経験談も載っていて、仕事に対しての姿勢も学べるようになっています。 (経営者のスピーチは創価大学で長年取り組んでいる講義です。大百蓮華にも特集を組まれたことは嬉しいことでした) そして、読み切ることを決めた月は「第40回「SGIの日」記念提言」が載っている号でした。 記念提言とは、SGI(創価学会インターナショナル)が発足された日を記念して、世界に向けて、地球が平和になる為の提言を発信する取り組みです。 凄い量の論文で、出た時には新聞やネットに掲載されます。 それを頑張って読むのですが、いつも途中で挫折。 そんな人が

自分の幸せを掴むためには

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北海道は黄土色の世界。雪が溶けて地面が一面見え始めました。これから沢山の命が芽吹きます。なかなかこの瞬間の時期が好きだったりして。 近所の広場は季節によって咲く花が違うので、草花が咲き誇るのも楽しみです。 空き地というか、たんなる共有広場なのですが、タンポポなどの、いわゆる「雑草系」の花が、広い場所一面に咲くと綺麗です。 誰が種を蒔いたわけでもないのに、季節で違う景色が見れてとても不思議な気持ちになります。 本日も学んでいきます。 【no4】「 世界一の生命哲学を学ぶ  」より p26 汝須らく一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か (御書31p 18行目 立正安国論) 訳;あなたは、自分自身の安泰を願うならば、まず世の中の平穏を禱ることが必要ではないのか。 ++++++++++ ここでいう、「一身の安堵」とは、「自分の幸せ」であり、「四表の静謐」とは、東西南北、すなわち自分の周りのことや、社会全体の事を指します。 この時代には、今に生きる意味を見出さない念仏が広まっていたことから、人々の生きる力が衰弱しており、「自分だけが助かりたい、幸せになりたい」という救いを求めている人が多かったそうです。 冷静に考えてみると、自分が幸せに暮らせているのは、周りの環境が平和であることの恩恵です。 私はよく、会社の事を考えます。 行きたくないなーということもあるでしょう。 嫌いな人がいる時もあるでしょう。 嫌な仕事を押し付けられることもあるでしょう。 しかしながら会社があるから働ける。 会社の経営状況がいいからお給料がもらえる。 一緒に働いている仲間たちが、元気でいる、人が足りているからこそ、自分の仕事を遂行することができる。 のですよね。 これが、 同僚が急病になって、自分の仕事が倍になった、とか 部署がなくなって、異動させられた、とか 会社の経営状況が悪くなって、倒産してお金を払ってもらえない、とか そんなことになったら大変ですよね。 私は、自分が所属している会社が倒産したことがあります。 倒産しても、社員の給料は一番最初に保証されるので、最終的には目処がつけば真っ先に支払われるのですが、その金額が確定するまで何ヶ月かかかる時もあります。 そうなると、働いているのに収入がなく、貯金で