【yonoda0001】創価学会と平和主義
周りでザワザワと話題になっている本。私なりの感想を述べます。
私が佐藤さんを、「学会の記事も書いているのだな」と意識するようになったのは、雑誌「潮」で連載されていた「地球時代の哲学」の頃。
2011年10月号から2013年9月号まで連載されていたんですね。私が知ったのは2013年なのでもう終わり頃です。「難しい本を第三者に向けて解説するなんてすごい人だな」と思っていました。(全部を読んではいないのでざっくりそう感じただけ)
そして、何かあるごとにコメントが記事になるのをよく見かけていました。
集団自衛権の時に新聞か雑誌か何かで記事を書いたのをなんとなく知っていて、今回は集団自衛権のことも気になり、今回の購入に至りました。
こちらの本、途中までは大興奮で読み進みました。(結果この本は数時間で読み終わった)
第三者である佐藤さんが膨大な資料を元に、公明党とは、学会とはなんぞやを説明します。文章の中で、参考文献として、抽出する箇所がすごく的を得ていてびっくり。
どんだけの本を読みまくったのだろう。佐藤さんの場合は職業柄、時代背景や物事の知識が多そうなので理解も早いのかもしれませんが、御書講義の本などは読んで「立正安国論」は理解して書かれたのだなぁと感じました。
学会員だって、仏法は勉強します。本も色々と読みます。でもそれらの多くはやらされではなくて、能動的に動いて勉強しなければなりません。私が能動的に動いて本を色々と読み進められるようになることに10年はかかっていると思います。
御書は仏法用語も難しいし、一般の対談集や小説だって、多岐に渡る時代背景や哲学をテーマに話をしているものが多いので、基本的に簡単には読めないものが沢山あります。
勿論、子供用に易しく書いている本もあります。でもそれが読めたからと言って、難しいテーマが理解できるかというと違う。読もうと思ってもやっぱり読めない、という時が続く。私はその点に苦労しました。でもある時から少しずつ読めるようになり、深く感動しながら今でも勉強しています。
(でも今でも読めない本が沢山ある^^;)
だから興味があって短期間で沢山の事を理解していく人もいるかもしれませんし、興味がなければ、何年経っても書籍を読まない人も中にはいるかもしれません。
この本の多くの参照元にホームページがありますが、私は殆どちゃんと見たことがありません。なので、参照されている文章を読んで「へーー」と学ぶこともありました。
人間革命の1巻は、時期を置いて3回は読んでいると思います。(途中で挫折する為、はじめから読む)それなのに、忘れている参照文章が一つありました。恐らくそれは、忘れているというか、スルーしていたのだと思います。佐藤さんに参照され、説明されたことでその文章の重要性、意味を理解しました。恐るべし・・・。
話がそれましたが、学会員でも能動的に(何年も)学ばないと分からない、時間のかかる内容をすごく短期間で、的を得る内容にまで文章を仕上げる佐藤さんに度肝を抜かれました。
という印象を受けたので、「この本は本気なんだな」と思わせられました。
公明党、創価学会を説明しているけれど、一番の憂慮は日本が置かれている危機的現状ということなのかな。そういう意味での本気なのかな。
嫌いな人から見たら、この本も胡散臭いのかもしれません。でも第三者からの発言でここまで分析して確信的に書けることの方が凄いし、多少の誤差や言葉の選択は文字(締切?)制限内の範疇かもしれないですね。
また、学会員にとっては三代会長、そして自分たちも含む師弟関係が重要かなと思うのですが、その点については触れられておらず、逆に触れると第三者にわかりづらくなるので、最後までの文章の流れになったのかな?と思いました。
私にとっては「あの件は違うだろ!!」と気になっていたことも、きちんと証拠提示で解説されていたので、それだけで買って良かった本でした。
(というか、その件を書いてきたということは、やはり近い人達の中でも違和感のあった一件だったのでしょうか)
しかしながら、一番の収穫は、
「このくらいの内容と長さを、本気で読んだら数時間で取り敢えず読むことができる。だから大学の勉強もちゃんとしろ、自分!」
です。。(汗)
時間の使い方、考え方の訓練、積み重ねで知らない分野も的確に捉えることができる。出来る人は時間の使い方が違うんだろうな・・と、この本を読みながら非常に反省させられました。
こういう人がうじゃうじゃいるであろう外務省って凄いところなんですね。。同じように世界のインテリジェンスにもっと天才的な方もおられるのでしょうし、正直、想像ができません。
佐藤優さんの本は何冊か持っているのですが、きちんと読んだことがなかったので(汗)、改めてしっかり読ませていただきますっ。
この本を読んで、内容に興味が出てきた人には以下の本を読むともう少し、ざっくりとした外枠を理解できると思います。小難しい内容ではなく、実際に生きてきた時間の濃さ、考え方を垣間見る内容です。
<私の履歴書 (聖教文庫 G 46) /池田大作>
昭和50年に、日本経済新聞「私の履歴書」欄に掲載された記事を文庫化したもの。
<池田大作の軌跡―評伝 平和と文化の大城〈1〉/「池田大作の軌跡」編纂委員会>
小説「人間革命」が自伝にあたるのであれば、この本は第三者によって、池田先生が当時どのように行動してきたかを調査してまとめたもの。
1巻には丁度、「創価学会と平和主義」で取り上げられた大阪事件についても詳細に記述されている。
小説では語られなかった第三者の証言が沢山あり、とても興味深い。事実というものは、「小説より奇なり」であり、深い、ということを考えさせられる。

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